西洋音楽史

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)読了.165ページより
〜「この音楽は何を表現しているか?」という問い自体が無意味であって、音楽とは音楽以外の何ものでもありえず(つまり絶対的であり)、音楽の内容とは音楽(音楽の構造)である。言語に可能な表現領域を徹底的に切り離すことこそ、音楽は「絶対的に」なる。これがハンスリックの考え方だった。〜

なぁんてことを書いてレポートを終わらせてしまいたくなる衝動が生まれてきませんように.本は面白くまとまっていて読んでよかった.こんな本が手付かずでザクザク放置されている母校の図書館は実に素晴らしい.