my departure

朝方までなんだかんだと準備でほとんど眠れず.5時半頃に用意は済むものの,眠ってしまったら完璧寝過ごすのでそのままSNSをしたりして時間うをつぶす.空港へのバス乗り場へ向かうタクシーでしぃちゃんが忘れ物に気づき,取りに戻るというアクシデントで夏休みは始まった.なんとか集合時間までに関空に到着.旅行者のカウンターでチケットを受け取り荷物を預けたりロビーで朝食.それにしても飛行機ってどうしてこんなに早くから待機しないといけないんだろう.
ルフトハンザは時々急激に寒くなることを除けば極めて快適.食事もおいしい.「Alice in wonderland」と「The Young Victoria」を観る.
12時間ほどでフランクフルトに到着.アナウンスによれば気温14度とか.35度の大阪から一気に晩秋のヨーロッパ.オフシーズンなのか少し閑散として寒さとあいまってなんだか空気がクリアな印象.自販機の500mlのミネラルウォーターが3ユーロなのにびっくり.空港価格なのかドイツ価格なのかよおくわからない.
セキュリティーチェックは厳しいと聞いていたけれど,わりとすんなり通過.もっともパーカーも脱がされたのは初めて.上着はすべて脱ぐらしい.Tシャツに秋物パーカーといういでたちだったのでだんだん寒くなってくる.とはいえ猛暑の関西を旅立つのにこれ以上の防寒は頭ではわかっていても行動にうつせなかったのでいたしかたなし.
空港内で免税店の商品(主に菓子類)や数々のカフェを眺めたりGeethe-Barというドイツらしいネーミングにひかれてお茶をしてみたり.ケーキを2人でひとつ頼んだのに2つ(煮たような名前で種類の違うの)もってこられて自分の英語力に自信をなくす.平気な顔でとおしてけれど大きくて甘いケーキは不安と期待の入り混じった味がした.
Landing Cardをもらって再び搭乗.おいしいチーズサンドと飲み物が出たけれども先ほどのケーキの余韻で少しtoo muchな気分.Cardの記入に手間取っていたら1時間半ほどの時間があっという間に過ぎてヒースロー到着.
夕刻のロンドンは土砂降り.少々の雨は覚悟できたけれども,いきなりのグレーの空気と湿気に出迎えられてしまった.
預けたスーツケースが出てくるのを待っていたら,ほとんどの荷物が上下逆状態でコンベアーを流れてくるのがなんだか変な感じがした.空港のやりかたなのか航空会社のなのかなんだか雑な感じ.
旅行者の送迎サービスでホテルへ.夜の8時ごろに到着.パンフレットのプランの中から1番低価格のホテルを選んだのであまりきたいはしていなかったけれどもいわゆる日本のビジネスホテルのような感じ.広さはゆったり.セキュリティーボックスがあることを確認していたものの冷蔵庫がなかったのが難点.『ミニバーなし』が冷蔵庫なしの意味だったと初めて認識.紅茶のティーバッグやインスタントコーヒーショートビスケットなどが陶器のボックスにぎっしりつまっていたのが印象的.1分くらいでお湯の沸く湯沸しポットが備え付けで重宝した.事前の備品表示を信じて自前のポットを持ってこなければ良かったと少し後悔.
宿泊地から比較的近くのTESCOへ日用品を買いに行く.平日夜で雨だったからなのだが,商品も客も少なく閑散としていた.2人で1本の傘をさしてずぶ濡れで凍えつつ,冷蔵ケースの冷気が応えた.
シャワージェルと水(500ml0.45£)とドーナツ5個入り(0.72£)を買って帰る.円高も手伝ってどれもさらに割安感.
近くだったのでこのTESCOとさらに日本のような24時間営業のコンビニSPARに滞在中はかなりお世話になった.
なんだかんだ不安や寒さはあったものの,久しぶりのヨーロッパに不思議と安堵感と居心地の良さを感じながら到着の夜は更けていった.
朝:菓子パン お茶
晩:早めの機内食 ホテルでドーナツと紅茶